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完全な趣味の自転車シングルスピードバイク

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自転車を買いました。MASIというメーカーのシングルスピードバイクです。「シングルスピード」というのは「ひとつのスピード」、つまりギアがひとつしかない自転車です。構造がシンプルな分、メンテナンスがしやすいというメリットがあります。

わざわざシングルスピードを選ぶ3つの理由

そもそもなぜ多くの自転車にギアがついているかというと、上りも下りもある一般道では、その変化に合わせて最適なギアを使えた方が効率が良い=楽だからです。坂だけじゃなくて、風向きや体力に合わせてギアを選択することもできます。

一方、シングルスピードはギアが変えられないわけですから、上りだろうが向かい風だろうが、とにかくがんばるしかありません。はっきり言って、移動手段として乗る場合のメリットはほぼありません。この場合、メンテナンスがしやすいというのもとってつけたようなメリットですし…。

では、なぜあえてシングルスピードの自転車を選ぶのか。主な理由は3つ。ひとつ目はルックス。シンプルな構造はミニマルなデザインを生み出し、独自の美観をもたらします。

街乗りシングルスピードで一番メジャーなのはFUJIのFEATHERでしょう。そのデザインに惹かれて買う人も少なくありません。

f:id:ak-n:20151115153559j:plain(by FUJI)

二つ目の理由は、そのシンプルさゆえに効率性などを度外視して自転車で走るという行為と向き合えることでしょう。デジタル音源に対する、カセットテープのような存在と言えばいいでしょうか。不自由さゆえの魅力というものがあります。

最後の理由は、構造がシンプルな分、パーツいじりも比較的簡単で、カスタマイズにより自分だけの一台にしやすいということです。

シングルスピード? ピスト?

シングルスピードバイクと混同されやすい自転車の種類にピストバイクがあります。前述のFUJIのFEATHERも一般的には「シティ・ピスト」という形で呼ばれることも多いのではないでしょうか。

ピストバイクとは、トラック競技用の自転車のことです。室内の周回コースを走るレース用ということです。アップダウンのないコースなので、最適なギアがひとつあればいいのですね。そのため、「シングルスピード」なわけなのですが、シングルスピードの自転車がすべてピストバイクというわけではないのです。

その、本物の競技用ピストバイク(や、そのフレーム)をニューヨークの一部のメッセンジャーが街で使いだしたのが、シティ・ピスト流行のきっかけだと言われています。この発祥説も真偽のほどは怪しいのですが…。

ともかく、日本でも数年前にピストバイクが話題になりました。それは悪い意味で、です。「ノーブレーキピスト」による自己が散見されたためです。

ピストバイクは元来競技用のもので、必要のないブレーキはついていない自転車です。それをそのまま、あるいはそのファッション性だけを街に持ち込んでしまった故の問題です。ブレーキがなくても止まる方法がないわけではないのですが、それには特殊な技術を要します。

ファッションとしてノーブレーキピストが一定数流行ってしまったため、トラブルが多発し、問題化しました。日本では軽車両である自転車にはすべてブレーキをつけなくてはいけませんし、現在一般的に売られている街乗り用のピストバイクにはすべからずブレーキはついているはずです。

競技用からきている「ピスト」と「シングルスピード」を売る側でも混用しており、それが未だに誤解を生んでいて、おそらく今後も明確に区分されることはないでしょう。

ちなみに、FUJIのFEATHERのページでも今はピストという言葉を使わず、

もはやスポーツバイクの1ジャンルとして定番となったシングルスピード。そのパイオニアとしてシーンをリードするフェザーは、シンプルな機能美が乗り手の個性を最大限に引き出すリアルストリートバイク。

と書いてあります。メーカーとしては「脱ピスト」を考えているのかもしれません。

自転車で大切なのはルール遵守と危険意識

2年ほどロードバイクに乗って、かなりはまっいました。引っ越しや転職により、手放すことにしてしまったのですが、当分の足としても使えそうな一台ということでシングルスピードを選びました。

僕自身は自転車でケガをしたことはありませんが、大怪我をした人の話は本当に頻繁に耳にしますし、実際ロードに乗っていた間にも何回かはヒヤリとする瞬間に出くわしていました。

今年、道交法改正で自転車の厳罰化が話題になりました。以前と比べて、歩道ではなく車道を走る自転車が増えました。ただし、ルール違反の自転車はまだまだ多い状況です。

特にスマホを見ながらの運転や車道の逆走、飲酒運転は自殺行為です。

自転車はとても便利で、とても楽しい乗り物です。それだけに、安全に、快適に使っていきたいですね。

 

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