おねがいマイメディア

Webと世の中のおもしろ話からちょっといい話まで

お金を稼げるパーティーゲームがあるとしたら

f:id:ak-n:20151112233326j:plain

これをゲームと呼べるかどうかはともかく、パーティーでお金を稼ぐ方法をご紹介しましょう。

用意するのは2,000円札を一枚。別に5,000円でも、10,000円でもいいのですが…。

人数はある程度多い方がいいでしょう。みんなに声が届くくらいの人数で。

あと、軽くお酒が入る場の方がいいですね。シラフじゃない方が。

準備はできましたか?

では、オークションをはじめましょう

ゲームマスターであるあなたは、用意した2,000円札を手に、オークションの開催を宣言しましょう。オークションの対象の品は、もちろんその2,000円です。

入札は100円単位でお願いします。

そして、このオークションにはもうひとつルールがあります。最高額の方が落札できるのは通常通りですが、二番目に高値をつけた方はその額を無条件でお支払いいただきます

さあ、オークションのはじまりです!

悪魔のオークション

もし1,000円で落札できたら? 1,000円の儲けが出ます。そう思った何人か、あるいは何十人かは手を挙げるでしょう。

今、このブログをシラフで読んでいるあなたのように、冷静に損得勘定のできる方をのぞいて…。

そして、すぐに競争は加速していきます。

f:id:ak-n:20151112234317j:plain

入札金額が2,000円に近づくほど、「これはおかしい」と感じる人が増えていきます。しかし、残された何名かは後にはひけない状況に。

気がつくと入札金額は2,000円を越え、もう確実に損する状況に。だけど、ここで引き下がって二番手になってしまっては何も手元には残りません。それだけは避けたいという感情が、無駄に競争を長引かせます。

ついに入札額は4,000円に到達。ここで決着がつきました。ですが、落札者も2,000円損してしまいましたし、二番手の人なんて3,900円丸々失いました。

胴元であるゲームマスターのあなたは合計で5,900円の儲けです。うまくいけばパーティーの参加費くらいは、これでまかなえるかもしれません。

シュービックのドルオークション

このオークションは、元々イェール大学のマーティン・シュービック教授が考案した「ドルオークション」というものです。

冷静に考えれば参加者は損してしまいそうなのに、競争意識によって結果的に損失を招くという「非合理エスカレーション」という現象の一例として有名なものです。

まあ、うまい話には罠があり、結局は胴元が儲かる仕組みがあるということですね…。

あ、ちなみにこのオークションゲームを実際にやって、大切な信用を失ったり、法に抵触するようなことがございましても、当ブログは責任を負いませんのであしらず。
嗚呼、無責任マイメディア。

 

広告を非表示にする