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池上彰のようになれる? 新エバンジェリスト養成講座

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エバンジェリスト」という言葉を知っていますか?
直訳すると「伝道師」で、物事をわかりやすく伝える人のことです。
時に、西暦2015年。新発売となった「新エバンジェリスト養成講座」で知りました。

本書の中でも度々取り上げられている「池上彰」のような、効果的なプレゼンテーションがどうやったらできるかをまとめた一冊です。

伝わるプレゼンのコツ

本書の構成は、プレゼンとそれを効果的なものにすることの重要性からはじまり、「構成」「見た目」「話し方」と続きます。

聴衆を逃がさない構成のコツは「問題提起」から

聴衆に聞く気になってもらって、気持ちを逃がさない構成のコツは「問題提起」からはじめること。「なぜこの話をしなければならないのか?」「なぜ私はここにいるのか?」「なぜみなさんはここにいるのか?」を説明して、納得感を植えつける。これに3割を使って、残りの7割でその「回答」をするという構成です。

資料デザインは伝わることが第一

資料デザインの話。見た目の美しさも大切ですが、伝わることが一番。では、どうやったら伝わるかを、デザイン面と聴衆の視線の誘導の仕方まで具体的に解説しています。

相手を惹き込み、動かす話術

話し方として、まず大切なのが「堂々、はっきり、指先、笑顔」。そして、動きはオーバー目で。指先の使い方や、接続詞を用いたテクニックなど細かな技法もいろいろ紹介されています。

あと、プレゼンとか大勢の前で発表するとなるとどうしても緊張してしまいますね。そういうときは、聞き手の中から「うなずいて聞いてくれている人」「笑って聞いてくれる人」を見つけて、その人をときどき見ながら話すのが、うまく緊張を逃すのがポイント。

文章表現にも使えるテクニック

プレゼン(口頭発表)だけではなく、文章表現にも使えそうなテクも紹介しておきましょう。

相手視点で伝える

言葉をどの立場、視点から発しているかを意識することが大切です。ここで言う視点とは、次の3つ。
・自分視点(例:新種のりんごをお届けします)
・第三者視点(例:新種のりんごが届けられます)
・相手視点(例:新種のりんごが味わえるんです)
発信者(自分視点)の言葉ではなく、受け手の言葉を使ってみようという話ですね。

ファクトとオピニオン

事実(ファクト)を伝えるだけではなくオピニオン(意見)を添えましょうということ。「ラーメン一杯400円」のあとに「毎日通えるお手ごろ価格です」と添えるという風に。

言葉を修飾する

たとえば、居酒屋のメニューでいえば、ただの「スープ」ではなく、「野菜たっぷりゴロゴロスープ」になっているように。

言葉に修飾をつけることによって行動に繋がるんですね。やりすぎるとしつこくなっちゃうかもしれませんが、普段の文章にも応用できるテクニックです。

 

プレゼンに限らず、人前で話す機会は何かと多いもの。どんなときでも、慌てずしっかり伝えるべき情報を使えられるよう、日ごろから意識しておきたいものです。

 

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